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登録日:2011/09/20(火) 19 42 22 更新日:2022/06/28 Tue 22 56 40NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 NPC→PC あけt… あまみ ←「信長さん、本能寺ですよ!本能寺!」 おや、死んだ お前のような怪僧がどこにでもいるか というか明智光秀 チート ネタバレ項目 天海 天海…一体何者なんだ…? 川|▲゚川 慈眼傍観 戦国BASARA 明智光秀 正体不明 死神 血生臭坊主 鎌 鬱 天海とはあけt………おや?…見ませい! 慈悲深き天海様が笑っておられま…… 天海とは戦国BASARA3で初☆登☆場した武将である。 CV:速水 奨 あけt……と同じ人 属性:闇 武器:錫杖鎌 所属は小早川軍で、金吾と違って小早川軍の兵に慕われている。 まぁ金吾はアレなので仕方ないか…… 兵からは「慈悲深き天海様を悲しませる事罷り成らぬ!」と言われている事から、 三成や家康……いやいや、大谷や毛利よりは少なくとも慕われている様だ。 彼が登場するステージでは、隠し通路を見つけなければ彼と戦う事は出来ない為、 その事を知らない多くのプレイヤーが「あれ?天海様?…どこに居るの!?」と思った事だろう。 しかも爆弾兵や防御力を激減させる罠【腐食香炉】が発動する為なかなか厄介。 敵の数も少なくステージ自体も短い為、ブーストが溜まりにくい。 また、彼自身も体力吸収技や避けにくい技を使う為に手強い。 正直言って金吾とは比べ物にならない程の手強さ。 体力自体はあまり高くないが、吸収技がそれを補う。 一応関ヶ原でも金吾と共に登場するが、あまり重要な役割は果たしてない。 3では慈悲深き天海様を使用する事はできないが、仲間にする事は可能。 しかし、仲間に出来るのは非常に面倒な条件をクリアした武将のみが使用可能になる最強のキャラ、織田信長のストーリーなので、 残念ながら天海様を仲間にするのは容易ではない。 しかも天海様を仲間として連れて行くと発生するバグが存在する。 天海様が挑発時に行う吸収技を行っている最中にバサラ技を打つと、敵が動かなくなり、攻撃が当たらなくなるというバグである。 ※宴では修正されました。 長らくNPCだったが、戦国BASARA3宴にてPC化が決定した。 さぁ! 清らかなる赤き雨を!! 技(戦国BASARA3宴) 恍惚的 吸収 相手の魂を吸収し、体力を回復する技。 天海様には恍惚度という特殊なステータスが存在し、この技は恍惚度をアップさせる能力も持つ。 呪詛的 千刺 真空の刺を飛ばして相手をその場に縫い付ける。恍惚度によって強化され、攻撃範囲が広がる。 忘我的 執行 鎌を振り回し、敵を吹き飛ばす技。恍惚度によって強化され、鎌から衝撃波が発生する。 怨恨的 斬撃 相手の足元を斬り払う。恍惚度によって強化され、鎌から衝撃波が発生する。 抱擁的 蹂躙 両手の鎌で敵を抱き寄せ、最後は仰け反りながら周囲を攻撃する。 引き寄せた直後に□ボタン連打で以前の作品で明智光秀が使っていた「屈辱的 追打」が出せる。 守護的 鎧骨 しゃれこうべを周囲に作り出す。最大三個。 このしゃれこうべ一つにつき一回の攻撃を防御出来る。つまり、ノーリスクで三回もの攻撃を無効化出来る。 その上、しゃれこうべを召喚する際に周囲の敵をダウン、自らしゃれこうべを砕くことによって広範囲の敵にダメージを与えたり、 銃弾や弓矢、果てには焦土状態の信長の銃弾までをも弾き返し可能。 発動の際の隙もほぼ0というBASARA屈指のチート技。 骸骨ではなく鎧骨なので注意。 因果的 応報 しばらくの間、わざと敵から攻撃を受けて受けた攻撃の分だけ、より強力な攻撃を返す。 恍惚度という特殊なステータスを使いこなさねばならず、防御力が50と風魔以下なので、やや扱い難い印象を受けるが、 守護的骸骨の卑怯とも言える防御性能に加え、怨恨的斬撃の異常な汎用性と威力の高さ。 恍惚的吸収による体力回復とガードブレイクに、忘我的執行の凄まじい殲滅力など、非常に高いキャラ性能を誇り、難易度婆裟羅でもノーダメクリア楽勝。 早くも宴最強キャラとの呼び名が高い。流石は天海様! 専用装具を付ければ最早誰も手が付けられないレベルにまで強化され、別次元キャラと称される事も…… ……さて、真面目な話をしようか。 確かに天海は戦国BASARA3で初登場した武将であるが、容姿・武器・技・言動…何処をどうみても前作の明智光秀である。声優も明智と同じ速水奨。 一応肩書きは違う(明智は冷眼下瞰・天海は慈眼傍観)のだが、やっぱりどうみても明智光秀です。 公式では一応不明という事になっていたが、宴にて彼のストーリーが明かされた。 が、天海のストーリーはいわゆる過去編であり、現在形の天海は見る事が出来ない。 しかし、このストーリーは非常に暗く、ぶっちぎりの宴最鬱ストーリーである。 宴の対象年齢が上がった(CERO B→C)のは彼と松永さんのストーリーのせいと言われる程。 特に最終章は前作の大谷や毛利のバッドエンドすら霞んで見える程の鬱ストーリーで、BASARAだからと甘く見ると痛い目に…… 大雨の中迷った金吾が天海と出会うシーンでストーリーは終わる。 正確な描写は無いが、天海の正体は愛される事を望み、人になる事を望んだあの男でほぼ間違いないだろう。 唯一残された名前ですらも奪われた彼はこう言った。 「私は……天海……」 「いやいや……やっぱりあけt…」←川|∀^川「おっと手が!」ザシュ 元々史実に名前は出てくるものの出自はよく分かっていない人物ということもあり、「明智光秀天海説」をもとに設定を作ったと思われる。 念のために補足すると、これは信憑性の薄い説である。未だ証拠の類は一切ない(作家が言い出した説とされる)。 また、天海自体100歳以上の長生きをしたらしいと伝わっているが、明智光秀だとすると享年115ぐらいになり、流石に厳しい。 宴の第二衣装は、明智光秀でございました。 ついでに、第二衣装と第一衣装で勝利後のPVが変わります。 川|▲゚川「どなたです? 金吾さんなどに追記・修正を任せたのは?」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 市にしてしまったことは赦されない。 -- 名無しさん (2013-09-26 20 14 56) ↑だが劇場版では確りお返しさ……おや、誰か来た様だ -- 名無しさん (2013-09-26 20 17 48) 慈悲深い天海様 -- 名無しさん (2013-11-19 13 26 54) ズレてます? -- 名無しさん (2014-01-09 14 14 09) ゲームと映画での強さが真逆 -- 名無しさん (2014-06-08 20 52 59) last partyのアレはほら、愛の勝利ってことで -- 名無しさん (2014-06-08 21 50 48) 骸骨強すぎィ! -- 名無しさん (2014-07-02 01 08 14) 時と場合によっては涙線も腹筋も崩壊させられる。 -- 名無しさん (2014-07-21 19 46 51) アニメでは守護的骸骨ではなく、王蛇専用ガードベント使ってて吹いたwww -- 名無しさん (2014-11-03 23 07 59) 天海さんはなんだかんだやはり金吾のところに居るのが楽しそう。 あ、いや金吾さんの他に誰の下に着いてたかは知りませんけどね、はい。 -- 名無しさん (2014-11-03 23 19 11) 全部の戦国系ジャンルと比較しても宴の天海様に勝てるキャラは数える程しか居ないと思う。 -- 名無しさん (2015-01-10 22 48 20) 皇での天海さまと金吾さんの烏城コンビの描写に涙した。金吾さんドラマルートもだけど毛利アニメルートでは二人の絆がある意味完全肯定されたよな… -- 名無しさん (2015-08-02 09 52 02) 宴の天海様にはマジでお世話になった。世話になりすぎて石高がカンストしたw -- 名無しさん (2021-06-26 14 42 00) 2まではヤベー人すぎてゲージがギリギリになったときに追いかけてくるのが「どこのホラーの人!」とドン引きしていたが、3からは涙腺が崩壊した -- 名無しさん (2022-06-28 22 56 40) 名前 コメント
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戦国BASARAシリーズの名台詞をまとめたwikiです。 戦国BASARA 名台詞集2 http //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gamehis/1182782604/l50 -
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| i ヽ_\ ヽ_ _ \ i \ Γi i \ .ナ ̄ \ \ i ヽ へ | i i / / ヽ \ i | / \ /| i / // レ´ i i;;; i | /⌒丶 V | .i i / / / / ̄ヽ /ヽ_ ノ;;;; i | /\ \ | | i i イ_/ / / i ヽ / / /、 丶 ヽ i .| i i ;;;|、 7;;/ ̄| i ヽ | ;;;;;;;;;;;;; / / ヽ ヽ i i ..| V / ヽ / i;;;;;;;\i | \/ ̄ヽ 之_ / 、 丶 .i .i i ヽ―‐| Υ ヽ;;;;;;;;;i―tzz -ヽ / ハ__/;;;;;; /、 ヽ i i .i ;;;;ハ V ̄ ヽ /\ i√ヽ 丶´ /`〈 / | ハ;;;;;;;;; /、 ヽ i i i i;;;;;;;;i \| Υ;;\ \ ノミミ_|ヽ./ i \ / .|/ i;;;;;; / i i i i i i;;;;;冫 _ゝ λ \ \こ___/ i \ |;;; i;;;;‐―ー―ー―ー―ー―ー―ー―ー / `ーィ ヽ \ ヽ ;;;;;;;i \/;;;;; i;;; .| | ヽ 丶 >- i i /;;;;;;;; ;i ヽ _/ ヽ >- ___ >-_i |;;;;;;;;;; ;;;i /´ ̄ 丶 ヽ >- ___i ;;;;;;;;;;;;;;;;;i | | .iー-_ | i ;;;;;;i ヽ_ __イ i  ̄---_ | i;;; ;;;; / ̄ ヽ .i ;;; ̄ ヽハ ;;;;; | | i ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ヽ 人 i ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; 名前:本多忠勝(ほんだ ただかつ) 性別:性別不詳 原作:戦国BASARA AA:戦国BASARA.mlt 戦国BASARAの本多忠勝をモチーフとしたキャラ。 史実では“軽装”で戦場を愛槍「蜻蛉切」と共に疾風のごとく駆け抜け、 「生涯五十数回の合戦で傷一つ負ったことがない」と伝わる、 戦国随一の機動力を持つ武将だった本多忠勝なのだが、 BASARA的解釈により、傷一つ「つけられない」武将、 すなわちロボット化というトンデモ設定が出来上がってしまった。 ファンからはホンダムの名でも親しまれ、ゲームのアニメシーンやアニメ版などでは ガンダム系ロボが発艦する時のようなカタパルト加速シーンすら描かれてしまっている。 因みに公式曰く、ちゃんと中に人はいるとのこと。 キャラ紹介 やる夫Wiki Wikipedia アニヲタWiki ニコ百 ピクペ 登場作品リスト タイトル 原作 役柄 頻度 リンク 備考 布都は八方塞がりの領主のようです オリジナル B級災害西の国で退治され、一部の部品でロボットに作り替えられる 脇 まとめ 予備予備2 wiki 安価 完結 短編 タイトル 原作 役柄 リンク 備考 [登録タグ] CAPCOM ロボット 偉人 性別不詳 戦国BASARA 戦国時代 戦国武将 本多忠勝
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登録日:2011/12/10(土) 19 59 10 更新日:2021/10/26 Tue 13 42 16 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 NPC トーテムポール 三好三人衆 三好政康 三好長逸 兄弟 千々和竜策 岩成友通 戦国BASARA 戦国BASARA3宴 死神部隊 石上裕一 細谷佳正 我等に名前は無い… 我等に懺悔は無い…… 故に…お前にも何も無い…そうか? 違うか? ……やれば判る… …時はあるのだ…… 日は既に落ちている… CV 細谷佳正(兄) 千々和竜策(弟1) 石上裕一(弟2) 三好三人衆とは、戦国BASARAシリーズに登場する武将である。 所属は松永軍で、英雄外伝から登場。 2つ名は【必殺非業】。 ドクロの様な仮面を身に付け、淡々と殺戮を行うおぞましさから死神部隊の異名を持つ。 史実と違い、三兄弟という設定があり、上から順に長男、次男、三男となっている。 また、史実のように四人以上に増えたりしない。 名前の表記は三人共に【三好三人衆】であり、作中で本名は明かされていない だが 「一人減ったら一人足す」 「二人減ったら二人足す」 「三人減ったらそれでおわりだ」 という台詞がある為義兄弟の可能性もある 三人共感情表現が乏しく、仲間が討死してもほとんど反応を示さない。 常に三人で行動している為、戦闘時は三人纏めて戦う事になる。 英雄外伝では、2では蘭丸、濃姫、そして信長自らが出撃してきた農村防衛戦のボスにもなっている。 長政のストーリー四章では、彼らから農村を守ることで、打ちひしがれていた長政が正義の心を取り戻すという、王道だが熱い展開の犠牲になる。 関係ないが、市は四章で農民を大量虐殺する。 戦国BASARA3宴にて松永と共に再登場を果たしたが、登場するステージはたった一つ。 更にBASARA技も無く、中ボスポジションである事も相まって印象は薄い。 登場ムービーではトーテムポールの様に3人重なって登場する。 英雄外伝では使用してこなかった合体技を使用する様になり、ダメージも高いのだが、予備動作があるので避けやすい。 三人同時とはいえ、動きも雑魚敵と同じモーションである為、ちょっと強い雑魚と考えてれば良い。 一番の敵は橋の近くで倒すと落ちてしまったり、門に引っ掛かったりして倒せなくなるバグであろう。 専用BGMは【死神部隊】。 モブとは思えない程不気味な雰囲気の曲である。 残念ながら現在はどのシリーズでも使用する事は出来ず、BASARA1、BASARA2、BASARA3に至っては名前すら出てこない。 しかも戦国BASARAシリーズの新たな企画、BSR48にも省かれてしまっている。 家康は2人居るのに…… 一応仲間として連れていく事は可能なのだが、三人共グラフィックが殆ど同じ……性能もやや低め。 次は…長々と追記するか… 次は…編集でも覚えるか… 次は…友でも求めてみるか… △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] PC化はよ -- 名無しさん (2014-01-08 01 07 26) 長男、まさかのイケモメン?! -- にゃかむら (2014-01-08 02 42 45) 風魔君の所為で リストラ? -- 名無しさん (2014-01-28 16 05 41) 史実だと三好長逸、岩成友通、三好政康 -- 名無しさん (2014-05-20 01 27 25) 今回出なかったのは4外伝で三好軍参戦フラグ・・・か? -- 名無しさん (2014-10-10 20 02 33) こいつら声がすごくいい -- 名無しさん (2015-09-02 19 28 09) バディがほとんど長男だったわ -- 名無しさん (2016-02-27 11 25 56) 名前 コメント
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織田信長〔おだ のぶなが〕 作品名:戦国BASARA 作者名:としあきA 投稿日:2008年12月23日 画像情報:640×480px サイズ:72,377 byte ジャンル:仮面・被り物,ヒゲ,若本規夫 キャラ情報 このぐぬコラについて コメント 名前 コメント 登録タグ 2008年12月23日 としあきA ヒゲ 仮面・被り物 個別お 戦国BASARA 若本規夫
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「Let s party! Ya-ha-!!」 独眼竜の異名で恐れられる奥州の若き国主。 優れた武術と圧倒的なカリスマ性で、荒くれ者揃いの兵達から絶大な信頼を得ている。 常に天下統一を目指しており、民の為に戦の混乱を無くし平和な世をつくることを胸に誓っている。 確固たる信念を持っているのだが、無茶な行動で小十郎に諌められるなど、まだ若く未熟な部分も多い。 ◆台詞集 + 戦国BASARA 戦国BASARA 「Are you ready guys? Put ya guns on!」 「独眼竜は伊達じゃねえ!you see?」 + 戦国BASARA2、外伝 戦国BASARA2、外伝 「奥州筆頭伊達政宗、推して参る…!」 「耳を澄ませろ!オレの心臓はここだぜ!」 「くじけそうになった時は夢を思い出せ。デカイ夢だ。そうすりゃ…必ず勝てる」 「オレは死を恐れねえ…。だが死のうと思った事は一度もねえ」 「オレは死にゆく部下を見捨てるような、そんな無責任な大将になる気はねえッ!」 + 戦国BASARA BH 戦国BASARA BH 「独眼竜伊達政宗、すべて等しい世を作ると誓う!」 「竜は天に帰るもの…ってな」 + 戦国BASARA3、宴 戦国BASARA3、宴 「地に墜ちた? No、降りてきたのさ」 「そうだ…後悔はもう要らねえ」 「簡単なことだ。つまずいた石を乗り越え、頂まで上りゃいい」 「オレはオレの目を信じている…それだけだ」 「Dead or death、好きなほうを選びな」 ◆原作ルート(JEの内容に掠っているルートのあらすじ) 小田原の役で豊臣方の石田三成に大敗した奥州の伊達政宗は、逃げるような帰還と奥州の弱体化を余儀なくされた。 三成に対し激しい怒りを抱える政宗だったが、まずは乱れた奥州を治め国力をつけなければ、徳川と並び立つ二大勢力と なった石田軍には到底敵わない。 そこで政宗は、奥州平定の後三成と決着をつけるため進軍を開始した。 + 小田原の役:オープニング(第一話) 小田原の役:オープニング(第一話) 小田原から離れた地で起こった伊達軍と石田軍の戦いは、終焉を迎えようとしていた。 三成に刀を弾き飛ばされ間合いを取った政宗は、傷つきふらつく身体をなんとか支えて、三成と対峙した。 周囲には伊達軍兵士達が倒れ、副将の片倉小十郎も、意識はあるものの立ち上がることすら出来ない状態になっていた。 ゆっくりと歩を詰めてくる三成に、政宗は攻撃を仕掛けた。しかし、三成の鋭い斬撃をくらって宙を飛び、地面に叩き つけられた。自軍を壊滅させられ、完膚なきまでに叩きのめされた政宗は、倒れ伏したまま悔しさに歯を食いしばった。 + 真田幸村戦(第四話、第五話) 真田幸村戦(第四話、第五話) 徳川家康に会うため軍を進める政宗は、真田幸村の守る上田城を通過することになった。 政宗は三成へのリベンジを当面の目標としていたため、その時も、幸村との決着は今ではない、熱血には乗るなと言って いたが、軽く通過するつもりだった幸村のもとに三成がいたこと、三成が自分をまったく覚えていないこと、そして最大の 好敵手である幸村が最大の敵である三成の肩を持ち、国を挙げて刃を向けてきたことに激昂してしまう。 我を忘れるほどの怒りに囚われた政宗は、幸村との勝負に勝ちとどめを刺そうとするが、それを身を呈して制止したのは 腹心の片倉小十郎だった。 政宗は主を想う小十郎の真摯な言葉で冷静さを取り戻し、激しい怒りに振り回された自分に悔しさを感じながら、上田城を 後にした。 政宗「どけ、真田・・・ッ!」 幸村「退かぬ・・・!上田城にて我が盟友を傷つける行為・・・。この幸村、断じて認めるわけにはゆかぬッ!」 政宗「そうかい・・・なら、アンタから先に・・・」 「ケリをつけさせてもらうぜ・・・!」 小十郎「そこまでです、政宗様・・・ッ」 政宗 「離せ・・・小十郎・・・」 小十郎「なりませぬ・・・勝負はつきました」 政宗 「まだだ・・・この刃は石田に届いちゃいねえ・・・」 小十郎「怒りを覚えた時こそ冷静になれ・・・。そう申し上げたはずです。ここで真田を討ち、あなたは後悔召されぬか」 政宗 「オレの命令が聞けねえのかッ!」 小十郎「この小十郎は、あの日の誓いに生きている!二度とあなたに後悔をさせぬという誓いに!それが叶わぬとあらば、 この命、今ここで、あなたに差し上げましょう!」 幸村「貴殿は・・・石田殿を目指すのか・・・?」 政宗「ああ、そのつもりだ」 幸村「この幸村も・・・打倒徳川を目指し、足掻いている。夢の中でさえ、もがき苦しみながら。その先に・・・政宗殿、貴殿 との勝負が待ち受けると信じて・・・!」 政宗「アンタの言う通りだ・・・真田幸村」 + 徳川家康戦(第五話、第六話) 徳川家康戦(第五話、第六話) 幸村が打倒徳川を目指し、家康と戦うために石田と手を組んだと知った政宗は、自身も三成と戦うために徳川との同盟を決意 する。 家康も以前から伊達に同盟を打診しており、訪れた政宗を歓迎した。 政宗は同盟には条件があると家康に切り出し、強大な勢力となった徳川との対等な立場を要求するが、家康の答えはもとから そのつもりだった。お前は違うつもりだったのか?であった。 すべてが大きくなった家康と今の自分との差を認めた政宗は、いつかアンタを追い抜いてみせると言い、決戦の地・関が原に 向けて進軍した。 政宗「全力でいくぜ、家康!アンタをねじ伏せ、対等を証明する!」 家康「独眼竜、何がお前を決意させた?」 政宗「強いて言えば・・・負け戦、だな」 「そして・・・ライバルと、オレの右目の存在だ」 家康「それは、真田と・・・片倉殿のことだな?」 「独眼竜、それは絆だ。ワシには、お前に繋がる絆が見える」 + 石田三成戦:関ヶ原最終ステージ(第十一話) 石田三成戦:関ヶ原最終ステージ(第十一話) 家康と同盟した政宗は、関が原で三成と決着の時を迎えた。 政宗は、負け戦に気を取られ三成を目指した時点で自分が負けていたと自覚し、そのつまずいた石を乗り越え頂まで上ればいいと 意思を固め、三成の前に立った。 上田城での出来事をなんとなく覚えていた三成は、政宗をなんとなく見知っていて、政宗が小田原でアンタに負けた男だと言った ことでなんとなく思い出したが、やはりどうでもいいという態度でまた負けにきたのかと言った。 政宗はそんな三成をさらりとかわし、ここに来たのはリベンジではなくただの通過点だと言った。そして、刀を握って刃を下に向け 地面を指した。Go to hell!・・・OK?という政宗の不敵な様子に苛立った三成は、殺されたいというのなら二度とその嘴を 開けぬようにしてやる、と言った。 政宗は、やってみせろと言い、六爪を抜いた。 やがて決着がつき、傷を負って膝をついたのは三成だった。 刀を杖にしてなんとか立ち上がり、傷を押さえて苦しい足取りで歩き去って行く三成を、政宗は静かに見送った。 三成「貴様は、いつかの・・・」 政宗「小田原で、アンタに負けた男だ」 三成「ああ・・・貴様がそうだったのか。・・・それでどうした、もう一度負けにきたのか」 政宗「いいさ・・・好きなだけ言いな。オレがここに来た理由はリベンジなんかじゃねえ」 「アンタはただの通過点、その宣言だ。つまり・・・」 「Go to hell!・・・OK?」 三成「貴様の空言など知るか。だが、殺されたいというのなら、二度とその嘴を開けぬようにしてやる」 政宗「面白くなってきたじゃねえか・・・。やってみせろよ、石田三成・・・ッ!」 三成「私の目的は家康の首だ!貴様など道端の野草に過ぎない!」 政宗「上等だ、雑草同士ってのも面白え!」 三成「たかが一度私に負けた、それが何だ!私はあの日、永遠の敗北を味わった!」 政宗「負けの中であんたは何をした!恨んだか?!憎んだか!?」 三成「噤め!貴様に何が分かる!」 政宗「分かりゃしねえ、ただ気付いたかどうか、その程度の差だ」 三成「消え失せろ、私が奴へと着く為に!」 三成「貴様などに・・・・・・負けていられるか・・・・・・」 「なぜなら私は・・・・・・家康・・・・・・」「秀吉様・・・・・・」 小十郎「・・・許したのでございますか?」 政宗 「許す・・・?フッ、オレはそこまで偉くはねえ」 「あいつの目は見たことがある・・・あれは・・・」 小十郎「はっ・・・あなたに似ておりましょう」 政宗 「地獄ってのは、死んでから行く場所でもねえ。そこから這い上がってこれるかは、運か、それとも・・・」 小十郎「政宗様?」 政宗 「Ha、らしくねえな」「小十郎!ひきあげるぜ!」 + 真田幸村戦:大阪夏の陣・最終ステージ(第十二話) 真田幸村戦:大阪夏の陣・最終ステージ(第十二話) 電光石火の大阪攻めで石田軍を撃破した伊達軍は、天下統一に向けた進軍を開始した。 次々に平定を進める政宗は、幸村もまた立ち直り、以前の様子を取り戻して進軍していることを知った。 そして幸村が家康を破ったという報告を受けると、最後の仕上げだと言って、幸村との決戦に出向いた。 敗北し弱体化したという同じ苦境を経て、挫折を乗り越え立ち上がった二人は、全力で最後の勝負を戦った。 幸村「これは誰が為でもなく己のため!政宗殿、最後の勝負といざ参らんッ!」 政宗「カモン!見せてみな!一国の主の力ってヤツを!」 政宗「思えば、アンタも負け、オレも負け・・・。よく似た境遇にあったわけだ」 幸村「同じ境遇にあろうとも、進む道は別・・・。だが、結局は互いにここにたどり着く・・・!」 政宗「アンタ、何をつかんだ」 幸村「「自分にかえれ」、と。・・・貴殿は」 政宗「フッ・・・それは・・・」 「教えるワケにはいかねえな!」 幸村「ならば!」 「刃を交わして理解するのみ!」 幸村「自分に返れ、そして貴殿との戦いを望む!」 政宗「OK!分かりやすくて結構な答えだ!」 幸村「苦難にあえいだ幾夜、底の日々!貴殿との宿縁をも忘れかけた!」 「しかし今、水底を抜け!悔いることなく貴殿にあい見えたり!」 政宗「いいじゃねえか、真田幸村!悔いてもらっちゃこっちが困るぜ!」 幸村「政宗殿、そなたが得た答えとはもしや・・・」 政宗「さあな、オレを倒して確かめてみな!」 政宗「こいつは引き分けだな・・・真田幸村、勝負は次の機会にお預けだ」 幸村「政宗殿?」 政宗「じゃあな」 小十郎「政宗様・・・この小十郎の目は冴えております。・・・・・・・・・何故に?」 政宗「分かってねえな、小十郎。これから新しい時代が来るって時に、楽しみを減らしてどうする?」 小十郎「フッ・・・なるほど、確かに」 政宗「そういうことだ」 「真田幸村・・・・・・次を楽しみにしているぜ」 (以下キャラ理念や信念、キャラ乖離の詳しい記述等を記述) 上へ 一つ前のページにもどる
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戦国BASARA4 皇 【せんごくばさらふぉー すめらぎ】 ジャンル スタイリッシュ英雄(HERO)アクション 対応機種 プレイステーション4プレイステーション3 発売・開発元 カプコン 発売日 【無印版】2015年7月23日【完全版】2020年7月21日 定価 【PS4】6,990円【PS3】5,990円【PS4完全版】5,990円 レーティング CERO B(12才以上対象) 廉価版 【PS4/PS3】2016年7月7日/2,990円 判定 なし ポイント 10周年記念作品なのに無印の完全版アクション面は多少見直された一方でシナリオの見直しは少ないナンバリングシリーズではこれが最終作 戦国BASARAシリーズ 概要 特徴 評価点 アクション面の改善 その他 賛否両論点 一部専用アイテム「専用銘」の仕様変更 その他 問題点 ストーリー・設定関連の問題点 アクション・システム関連の問題点 その他 総評 余談 暴れ廻れ!歴史を裏斬れ! 概要 『4』から約1年半後に発売された拡張版ディスク。『戦国BASARA』シリーズ10周年記念作品と銘打たれた作品。 『英雄外伝』や『宴』と異なり、本作は『4』の内容をすべて引き継いだ上で追加要素を加えた実質的な完全版である。 公式は「登場武将四十人全員が主人公」を謳っている。 特徴 キャラクターの追加。プレイアブルキャラクターはシリーズ最多の40人。 新たに「千利休」が登場。温厚で内向的なワビ助と攻撃的なサビ助の二重人格で、茶人かつサイキッカーという、BASARAらしくぶっとんだ設定である。武将でないのは突っ込んではいけない (それを言ったらお市なども本来は武将じゃないし) 。 『4』でNPCだった足利義輝、京極マリアもプレイアブル参戦。 『宴』で固有奥義・衣装・武器グラフィックが1つしかなかった上杉謙信、かすが、前田利家、まつ、武田信玄の5人も固有奥義の追加と新衣装、武器グラフィックが用意されて復活した。 合戦ルーレットから、NPCだが『2』の宮本武蔵と『3』の地方領主である尼子晴久がポエム尼子として登場する。布や覆面で口元が隠れている理由はお察しください。 合戦ルーレット 戦場に出現するルーレット兵や陣を撃破することで、合戦ルーレットが登場して回り、出目に応じて様々な要素が出現する。内容は以下の通り。 「千金」 いわゆる大当たり。即時に天貨メダル1000枚を入手できる上、ダッシュに攻撃判定が追加され、+1000ヒットされスーパーフィーバー状態になり一定時間敵に攻撃を当てるだけで天貨メダルが手に入る。 「天貸」 「一定時間天貨メダルを背負ったメダル兵が出現、攻撃すると天貨メダル入手」「ポエム尼子が出現し、地中を逃げる尼子が地上に出てきた際に攻撃すると天貨メダル入手」のいずれか。 「変化」 爆弾兵、暁丸、直江兼続のどれかに一定時間変身する。変身中は敵に攻撃を当てるだけで天貨メダルが手に入る(ただし敵兵1人につき1枚、直江のみ3枚程度の超低レート)。 爆弾兵は、上手く敵を一度に吹き飛ばせたときなど、爽快感を得られるシチュエーションもあるものの、撃たれ弱いため使いづらい。嫌がらせポジション。 暁丸はその巨体のため小回りが利かず画面が見づらくなるが、圧倒的な攻撃力を誇る。R1ボタンによる火炎放射攻撃は雑兵どころか敵武将相手にも通用するほど。 直江兼続は敵を一撃で倒せるが一発でも攻撃を食らうと倒される。性能も移動速度、攻撃速度が共に遅い。 「罰天」 いわゆる大外れ。「一定時間爆弾が降ってくる」「宮本武蔵が乱入し、一定時間プレイヤーに攻撃してくる」「ザビー教の入信タライが落ちてくる」のいずれか。 武蔵が乱入してきた場合、撃退することが可能。倒せれば天貨メダルが手に入る(得られる天貨メダルの枚数は難易度に応じて変化)。プレイヤー武将が気絶すると撤退、また出現時に敵武将が近くにいると即撤退する。 ザビー教の入信タライが落ちてきた場合、レバガチャで抵抗しないと魂を髭の生えた天使に連れ去られ気絶してしまう。気絶を回避(入信拒否)できた場合には少量の天貨メダルが手に入る。ちなみにザビー教徒である宗麟も入信拒否をする。 爆弾に関しては『宴』の「ルーレットつづら兵」のものに比べると降る時間が非常に短くなっており、かなり良心的になっている。 なお、主に陣付近に設置されている緑色の「革命つづら」を破壊すると、次のルーレット発動時にルーレットの目の比率が変わり、特定の目が出やすくなる。どの目の比率が上がるかはランダムだが、「千金」の比率上昇の効果が出た場合はルーレットの目が全て「千金」になる。 天貨メダル 合戦ルーレットの出目に応じて入手できる新アイテム。天貨メダルが貯まると、衣装や武器といった様々な景品をゲーム内で購入できる。 新シナリオの追加 新規・追加キャラクターの新ストーリーだけでなく、『4』でドラマルートがなかった既存キャラクターにドラマルートが追加されたり、アニメルート存在のキャラが大幅に増えた。 属性 本作から足利義輝の「震」と千利休とDLC武器の三成の「感」の2種類の属性が追加され、合計で8属性になった。 一部キャラクターかつDLC限定ながら、シリーズ初として各キャラクターの既定属性以外の属性が使える武器が配信された。 例えば政宗は雷属性だが、DLCの武器「氷龍」を装備すれば氷属性が使用可能になる。 固有技・改 天貨メダルで購入できる景品の1つで、コマンドはL1+□で発動する。モーションは概ね既存の技を流用・改変し組み合わせている。 ちなみに、インタビューによると作成・調整はとあるスタッフがほぼ1人で担当し、残業して作業していたらしい。 難易度「天」の追加 つづらの中身はバサラゲージ回復アイテムのみに変更され、体力回復アイテムがつづらからは取得できないようになっている。 敵の耐久力は「婆裟羅」とあまり変わらないが、敵のAIの強化、攻撃頻度、攻撃力、ガードブレイク能力が大幅に上がる。回避行動の多用やカウンター技に反応しないなど数値以外にも手を加えられている。 敵武将は基本的にこの難易度に限りバサラ技を発動する。『宴』と違い、ダウンから起き上がろうとした直後に発動してくるため非常に厄介。 評価点 アクション面の改善 空中で発動できる技、ダッシュ攻撃が増え、一部キャラクターは大幅なてこ入れが入った。『4』で改悪または削除された細かい仕様も、一部ではあるが改善、復活している。例えば、家康のバサラ技は『4』で追撃可能になるタイミングが遅めに変更され、追撃をクリーンヒットさせることができなくなっていたが、本作では元のタイミングに戻された。 ジャンプキャンセルが可能でダッシュキャンセルが不可能な攻撃は、あらかじめダッシュを先行入力していればダッシュジャンプでもキャンセルが可能になった。 『4』では仰け反り時間の短縮でコンボが繋がりづらくなっていたが、本作では仰け反り時間が若干ではあるが伸びたためコンボを決めやすくなった。 浮かし技で浮かないため仰け反り時間短縮の恩恵を受け難敵となっていた重量級武将だが、忠勝と義輝以外は一部の浮かし技で浮くようになった。義輝は軽量級に変更されたが、黒か金のオーラを纏うことで重量級になり、更に投げ技で吹き飛ばした際に即体勢を立て直すようになっている。元々の攻撃性能の高さも併せて非常に難敵となっている。忠勝以外は一部の技で膝付きが発生し、よろけダウンも軽量級と同じように発生するため『4』無印よりは対処しやすい。また、『4』では重量級である上に異常に仰け反り時間が短く、非常に厄介な存在となっていた官兵衛は、他の重量級と同程度にまで仰け反り時間が延長された。 固有技・改はモーションこそほとんどが既存の技の切り貼りではあるが、「改」と名乗るだけあって、痒い所に手が届く性能になっていたり、地上と空中では別の技になるといった工夫が見られ、戦術の幅を広げるのに一役買っている。 固有技・改は基本的に強化技中でも性能が変化しない。手抜きともいえるが、逆に強化前でも安定した性能を発揮できるともいえる。 ただし、キャラクターによってはない方がマシなレベルで役に立たない技も存在する上、コマンドの関係上暴発しやすく、一部のテクニックが使用不可能になる。その上一度入手すると任意で外せないため、その点は不評。 例えば孫市の場合、固有技・改は新たなコンボパーツとして活用できる一方、コマンドが一部重複するため、填撃(□ボタン長押しのチャージショット)の1発目を撃つ際に回避でリロードモーションをキャンセルできなくなってしまう(2発目以降は回避キャンセル可能)。 戦友システムについては、戦友を外せないという点はそのままだが、細かな調整が行われて利便性は増している。 プレイヤーが取得した経験値がそのまま戦友にも反映されるようになったため、レベルが上げやすくなった。 『4』では戦友のレベルが50以降にならないと戦友交代が使えなかったが、本作では最初から使用可能になった。また、バサラ技中に戦友交代が可能になった。ただしカットイン中やバサラ技を発動している戦友に交代するのは不可。 『4』では空気だった交撃システムに、戦友と連携して止めを刺した場合に粋ゲージが上昇する効果が追加された。 更に粋の至り中に同様の条件を満たすと、粋の至りの継続時間が延長する「粋の至り・廻(まわり)」が発動するようになった。 戯画バサラ技で敵武将に与えるダメージの上限が3割→6割程度と引き上げられた。 『4』で批判の的となった演出優先のカメラワークだが、本作ではオプションに「技カメラ」の項目が追加された。これをオフにすることで、ダッシュ時にカメラが近づく仕様や、固有技やバサラ技のカメラ演出をほぼなくせる。 三成の慙悔など、技発動中にカメラ移動が不可能な技があったが、本作では一部の技で技カメラがオンの場合でもカメラを動かすことが可能になった。 基本的に、コンボを繋いだりとアクションゲームとしてやり込むのであれば技カメラをオフにした方がプレイしやすい。しかし、復活武将の新固有奥義や新規キャラクターの技(特にバサラ技)は最初からカメラ演出を前提とした作りになっている部分も多いため、「あえて技カメラをオンにして演出を楽しむ」というプレイスタイルも可能。単純にカメラ演出を削除するのではなくオンオフ可能にしたことで、若干ではあるが楽しみ方の幅が広がったと言えるかもしれない。 また、戦友交代をショートカットボタンに設定した場合、R3ボタンで視点切り替えができるようになった。 敵武将の3つ巴の戦いなどで、敵武将同士がきちんと争うようになった。 ただし、敵武将同士の攻撃では体力が半分以下にはならない。 武器関連も調整が行われ、いくつかの仕様が改善された。 武器の所持可能数が20から40に増加し、更に一括廃棄が可能になった。 砥石強化数選択などの数値選択が高速化し、快適になった。 「空舞」の効果が空中にいる間の攻撃が+1ヒットから+2ヒットに変更され、「重々」の下位互換ではなくなった。ただし使い所はない 『4』では緑銘を入手するのに武器合成が必須だったが、本作では高難易度でのステージ恩賞で手に入るようになった。 専用装具が専用銘として登場。付けると武器の強化上限が倍になる開銘も追加された。 その他 新規BGMもコミカルからシリアスまで幅広いジャンルで構成されている。 注目は二人の作曲家が作曲し、二重人格を現した「千利休のテーマ」と複数のアレンジバージョンがある「生々流転」。生々流転は特に耳にする事が多いため印象に残る。 武器をランダムで強化する「おみくじ小づち」に、新たにステージの恩賞の内容を変化させる効果が追加された。 また、使用時の演出がカット可能になり、纏めての使用がしやすくなった 高難度でこまめに使っていけば、強化印籠以外素材が不足することもなくなった。 不評だった攻撃ヒット時の効果音が変更された。ある程度過去作に近いものになっており違和感はなくなっている。 京極マリアの相手を縛り上げて品定めする技が、武将ごとに合格か不合格かが分けられた(NPC時代の前作ではランダム判定だった)。 概ね政宗、義輝、孫市などの格好良い武将には合格の投げキッスを送り、秀吉、信玄、勝家などのゴツい・暑苦しい・陰湿などの武将には不合格として容赦なく投げ捨てる(*1)。 一応、『4』の不満点改善に努めたと思われる部分もあり、アップデートによる修正も行われている。 前述のカメラ演出やおみくじ小づちの仕様の他に、起動する際のネットバサラ屋の更新についての質問がなくなり若干テンポが改善された。 賛否両論点 一部専用アイテム「専用銘」の仕様変更 『4』で専用アイテム自体が削除されていたことには批判の声が殺到していたため、復活自体は概ね好評。 大抵は『宴』の専用装具の流用だが、一部効果が変えられているキャラクターもいる。この点についてはキャラクターによって意見が分かれるだろう。『4』の新規キャラクターは全体的に効果が控えめになっている。バランスが取れているとも言えるが抑え過ぎとの意見もある。 中には強力な専用銘がいくつか存在する。 忠勝は専用名の効果こそ『宴』の専用装具と同様の効果だが、固有奥義が切り替え可能になったことにより間接的に大きく強化されている。援護形態と電磁形態を常時適用しつつ、さらに重機形態や飛行形態まで同時に発動できるため火力と機動力を両立できるようになった。 電磁形態と飛行形態により、ただマップを走り回るだけで敵がバタバタと倒れていく様はまさに戦国最強。武将戦では壁に相手を押し付けて立っているだけで勝てる(相手が倒れるまで連続ヒットし続けるため、バサラ技による割込みも許さない)。 さらに敵の攻撃の届かない上空を飛行しながら砲撃形態でプラズマ弾を乱射するという無茶な戦法まで可能。雑魚の殲滅や武将戦はもちろん、敵陣をゴミのように破壊できる。 相当なバランスブレイカーと化しているが、元々キャラクターがキャラクターであるだけに戦国最強らしい性能を取り戻したことは歓迎されている。(*2) 島津は「敵も自分も一撃死」というピーキーな性能から「固有奥義の発動時間が短くなる」に変更された。 発動までの時間が長い代わりに敵を一撃で倒せる「示現流 断岩」も発動時間が短縮される。上手く立ち回れば敵武将はもちろん陣も何段だろうと一撃で壊せる。前作が浪漫的な要素があったが今度は安定した高性能化になったため専用アイテムの恩恵を大きく受けている。 利家は『宴』では回復アイテムのおにぎりを食べると性能が強化されたが本作では廃止、固有奥義「飯の感激」を使わないと強化できないが発動中は無防備なる上に最後にあるタイミングでボタン入力をしないといけないため簡単に強化出来なくなった。 専用銘の「常時強化状態になる」は固有奥義を使用しなくてもいい様になる上に性能が上がる、デメリットも無い為専用アイテムの恩恵を大きく受けている。 逆に信玄と天海については批判が大きい。 天海については『宴』では「体力減少のデメリットなしで常時絶頂状態(*3)+通常技に衝撃波が付加」とかなり強力な効果だったが、本作では「"恍惚的 吸収"での体力吸収速度が増加+バサラゲージと粋ゲージも溜まるようになる」と、全く別の効果になってしまった。 あまりに強力過ぎる効果であるためバランス調整のために変更されたと思われるが、似た効果の真田幸村の専用銘は『宴』からほぼそのままであるため、不公平感が強い。ただし、体力減少はあれど絶頂状態維持自体は本作でもできる。 問題は信玄。『宴』の「常時風林火山」から「風林火山の時間延長+固有技の溜め時間が半分になる」に変更され、永続しなくなった。 強化が永続しないキャラクターは他にもいるが、そのキャラクターは強化が容易か強化しなくても戦えるキャラクターばかりである。しかし信玄の場合は風林火山に移行するまで手間がかかり、未強化状態だと技の振りが遅く、固有技の溜めが専用銘を装備しても遅い…というように、信玄自身の性能が低過ぎるため余計に目立つ。 天海と違ってフォローする手段がない上に、固有奥義を使用すると風林火山状態が解除されるというバグのような仕様に加え、更に専用銘が弱体化されたという面で大きく批判を受けた。 一応、ステージをクリアするだけなら伝家の宝刀、バサラループがあるため何とかなる。楽しいかどうかは別として。 また、手軽に火力を上げられる「打札」(与ダメージ倍率1.5倍)があるため、特定条件下で攻撃力を上げる系は不遇という見方もある。 まつの様に「動物による攻撃で与ダメージ2倍」等、デメリットがないものはまだマシだが、直虎や又兵衛の「特定条件下で与ダメージが伸びるがデメリットがある」という専用銘は存在意義がほとんどない。 特に又兵衛は「素手状態の攻撃が全てクリティカルになる(倍率1.4倍)」という効果であるため、与ダメージ倍率の点で完全に「打札」の下位互換となってしまっている。 半兵衛の専用銘は、固有奥義「怒りを込めて」を使用した際の強化状態が永続するという効果だが、「怒りを込めて」以外の固有奥義を使用した後、ダッシュキャンセルなどでキャンセルすると強化状態が解除されてしまうバグが存在した。現在は修正済み。 その他 本作で追加された難易度「天」だが、その難易度調整には賛否両論の声がある。 敵の耐久力が上がっていないため、プレイヤー側も専用銘や開銘による武器性能の底上げをし十分な強化を行ったキャラクターだと高難易度を味わえない。一撃の威力が上がっているため、敵武将のバサラ技などによる事故死の可能性が格段に跳ね上がっており油断はできないが、クリアするだけならば「打札」銘複数装備の「殺られる前に殺る」戦法でも容易に可能。ユーザーからは「歯ごたえのある難易度」という意見と「簡単過ぎる」という2つの意見がある。 もっとも、『宴』のランダム受身の様に無理に難易度を上げられるよりはマシという意見も。もちろん報酬や経験値など見返りも期待できる。 ステージ構成については良くも悪くも『4』とあまり変わっていない。 既存ステージの調整は「近江 佐和山城」のみでそれ以外はほぼ無調整。 『4』の佐和山城ステージでは破城鎚兵が倒された場合、復活させるには倒れた破城鎚兵の付近に表示されるサークルの中で待機し、破城鎚兵の体力が全回復するのを待つ必要があったため、時間がかかっていた。本作では破城鎚兵の体力が全回復するまで待つ必要がなく、少しでも体力が回復すれば破城鎚兵が再び動き出すようになった。この調整については「今度は難易度が下がり過ぎている」という意見も出たが、『4』では「ステージの雰囲気やBGMはいいが、破城鎚兵の尻拭いに走り回る必要がありストレスが溜まる」という意見がほとんどであったため、気軽にクリアできるようなったという点では概ね好評。 新規ステージは直虎の罵倒に耐えつつ様々な課題をクリアする「直虎女道場」、陣を落としつつサイコロ勝負で勝たないとボス戦で苦戦する「佐和山城・丁半防守」など、相変わらず演出は凝っているがその分面倒なステージがほとんど。 演出面も、プレイ画面の上に画像を載せるといった演出が用意されているが、プレイがしづらいという不満意見もある。 天貨メダルの交換で手に入る衣装はほぼ全員一着は用意されている(*4)。信玄の火男仮面や、忠勝の懐かしの防御形態(あくまで変化は見た目だけ)など。 『3』からの使い回しも含まれてるため少々物足りない。仮面や眼鏡を使用した衣装はゲーム中、準備画面や顔がアップされる時くらいしかお目にかかれない。 天海には明智光秀の衣装が用意されたが『宴』のように戦闘時の演出が変わることはない、天海のマスクはそのままであるため完全に「明智光秀」になれない。 OPがアニメムービーになった。制作はアニメ版第1期、第2期と同じ「Production IG」のためクオリティは問題ない。 平然と宇宙空間から隕石に乗って大気圏に突入、赤いオーラを纏うという義輝の登場シーンなどは、もはや開き直っていると言っていいパロディ具合とバカ要素で概ね好評。 しかし四十人の武将全員に出番が与えられた結果、ほとんどの武将が1秒程度の出番で終わっており、派手なアクションも少ない。 追加されたアニメルートはムービーのクオリティは高いがストーリーはやや単調。 政宗は義輝と対決するが、義輝がパッケージに描かれた六爪を披露する。ただ戦う理由が「義輝の計略で伊達軍に被害が出たので弱体化する前に義輝を討つ」である意味「3」の青ルートみたいにな展開に。また義輝には「失敗した者は二度と這い上がれない」という考えを持たせ、政宗の「何度でも立ち上がれる」という考えと対極を為すようにしている。 三成は姿の見えなくなった左近を捜索する中で又兵衛に政宗との戦いを嗾けられるが、最終的に政宗と協力して又兵衛を退ける(*5)。 『4』の時点では不明瞭だった政宗との因縁もしっかりフォローされている。 元就と元親のアニメルートは、ムービーの前半部分がまったく同じで決着のみが異なるという構成であるため、「手抜き」という批判を受けやすくなっている。 元就は、豊臣軍の策略によって厳島に攻め込まれ大損害を被る。その上、部下の「元就の身を案ずる心」を利用した策であったため、元就は「情」への憎しみを更に募らせることになる。最後は厳島の騒ぎを聞き付けて現れた元親を倒し「情」を否定するという後味の悪いEDとなった。 元親は、家康との関係を壊そうとする元就の元に殴り込むというストーリー。「もし『3』で元親が最初から家康を信じることができていたら」というIFを描いたような展開だが、改めて家康と友情を確かめ合うような描写もなく消化不良感が残る。 幸村は定番の政宗との対決がとんでもない規模で描かれ、家康は幼少期のカットが出てくるファンサービスなシーンがある。 ダウンロードコンテンツには他のゲーム等とコラボレーションした衣装が追加されている。ほとんどがカプコンのゲームだが、キャラクターとのマッチングは良い。 他にも新日本プロレスやT.M.RevolutionのPV衣装(しかもインパクト大な『HOT LIMIT』バージョン)とバラエティに富んでいる。 音楽ではアレンジBGM、その他カスタムテーマと中々に豊富なバリエーション。相変わらず強化アイテムも販売。 一方で「コラボレーションをするくらいならもっとゲームに力を注いでほしい」という意見もありコラボを不満に持つユーザーもいる。 最初に公開されたDLC衣装は評価の芳しくない『テイルズ オブ ゼスティリア』とのコラボ。しかも直虎にアリーシャの衣装という悪意がありそうな選定である。他のキャラクターも政宗にスレイ、三成にミクリオ、鶴姫にエドナと『戦国BASARA』のイメージには合わない衣装になっている。 本作もパロディ台詞が増えたが、義輝にシャア・アズナブルの台詞を言わせたりといった声優ネタが増えている。 キャスティングの時点で予想されていたことではあるのだが、安易なパロディの乱用と危惧する声もある。 パロディの内容も近年のアニメ作品の名台詞やローカルなネタまで使い出すなど無理にネタを出しているように見える。 本作から発売されたPS4版だが、PS3版と比較してゲーム性に直結するような差はない。「次世代機ならでは」という点がないためPS4版の意味がないといえるが、PS3とあまり差がないのを評価する声もある。PS4proのブーストモードでも大きな変化はない。 とはいえPS4版はロードが非常に短く、処理落ちもなくフレームレートも60で安定している。スタートボタンで中断する際やムービー挿入時のカクツキもなくなっている。 PS3版では今まで見られなかった処理落ちが発生するようになってしまったものの、発生頻度は少なくプレイをする上で致命的なほどではない。 画面解像度もPS4版の方が高く、グラフィックは向上している…はずだが元々PS3版でもPS3相応か怪しく、既存キャラクターのモデリングに関してはWiiで動くよう製作された『3』からの使い回しであり、新キャラクターもそれに合わせて作られているため、あまり恩恵を受けているとは言えない。PS4では最低レベル。 敵兵の同時出現数も、元々の敵出現数が多い祭ステージだとわずかに上昇しているが、体感できるほどには増えていない上、PS3版でもPS4版でも敵兵のステルスの頻度は結構多いため期待は禁物。また、元々の敵兵が少ないステージは増えていない。 さらに、PS3版がPS4版より一部台詞の音質が劣るという点も問題になった。 公式によると、容量の関係でPS3版の音質を下げざるを得なかったとのこと。それゆえに修正は不可能らしい。しかし、元々2つの機種差が出ないように製作されたと言われていたのに反して、事前告知なしでこのような差が出たのに関しては批判が出た。その後、公式サイトの2機種間の比較表にはこっそりと音質に関する比較が追加されている。 PS4版の欠点として、タッチパネルが左右同じく中断ボタン、OPTIONSボタンが挑発なため挑発が出し辛い。せめて『DMC4SE』のようにタッチパネルの左で挑発、右で中断と分かれていれば問題なかったのだが。 問題点 ストーリー・設定関連の問題点 メインモード「戦国創生モード・極」は追加シナリオとキャラ選択画面の変更、義輝の登場する演出がカットされた位でほぼ変化無し。 ストーリー構成も変わっていない為、相変わらずシナリオの描写不足、駆け足気味の展開になっている。 アニメルートが追加されたのは伊達政宗・真田幸村・徳川家康・石田三成・長曾我部元親・毛利元就の6人。『4』初登場ながらアニメルートの無かった後藤又兵衛と井伊直虎には追加されなかった。また、本作からプレイアブルキャラとなった足利義輝・京極マリア・千利休にも無い。 シリーズの顔とも言える政宗と幸村、『3』の主人公だった家康と三成はともかく、元親と元就が他のキャラを差し置いて抜擢されているのは少々違和感がある。確かに人気の高いキャラクターではあるが…。 そして前述の通り、慶次にアニメルートは追加されなかった。歴代主人公キャラクターの中で唯一ハブられている。ただでさえ主人公だった『2』の頃から空気扱いだったのに。 ただし彼の場合、ドラマルートでは非常に正統派主人公らしい活躍を見せており、そういった意味では恵まれている。こうした立場から「慶次は裏主人公」と支持する声もそれなりに存在し、本当に酷い空気と化しているわけではない。 千利休は唯一の完全新規武将であり、ED曲の『ヘブンリーブルー』も史実の秀吉との茶会におけるエピソードを取り入れた利休のイメージソングに近い楽曲であるなど、義輝と並ぶ本作の目玉とも言える。キャラの設定も「茶人だが金髪、おまけに二重人格のサイキッカー(*6)」という非常に個性的なもので、インパクトは十分。 だが新武将なのに登場ステージは一騎討ちのみ、他キャラのシナリオに関わらないと扱いは悪い。 他に「二つの人格の会話」や「人の心を読んでしまう能力への苦悩」などサイキッカーの部分が強調され「千利休」の印象が非常に薄い。茶人要素は他の武将から茶人として認識されてる位、茶を点てる場面はほとんど無い。 戦闘面でも宙を舞い、岩を浮かせるといった戦闘スタイルなど余計にサイキッカーを際立たせている。 シナリオは公式が「利休のシナリオは熱くて泣ける」と公言したが、プレイヤーからの感想は「考えオチ、あるいは雰囲気オチでスッキリしない」「どちらかと言うと怪奇譚的な不気味さを感じる」といった「熱くて泣ける」というスタッフのコメントを疑問視する意見がほとんどだった。 + (以下ストーリーのネタバレ) ストーリーは豊臣から追われる所から始まる。原因は利休が秀吉暗殺を企てたからだが・・・? 創生ルートは「死」を意識するようになりワビ助はサビ助の「この世は無情」という考えを容認していく。EDは、サビ助の人格が薄れる形で2つの人格が融合し、ワビ助のような穏やかなさとサビ助の攻撃的な面が一緒になる。そして、兵の屍が散乱する戦場でお茶を点てたあと瀕死の兵にトドメを刺し、どこかへ去っていく。口調は乱暴ながらもワビ助を思いやっていたサビ助の心が残らず、「生も死も、情も無情も、共に愛しきもの」という台詞がどこか歪な達観に至ってしまった印象を残すEDとなった。 ドラマルートは秀吉と再び話をする為、松永との戦に乱入する。そこで利休が半兵衛の身体を心配する秀吉の心を読んだ事で秀吉が「人の弱さを助長させる原因」として利休を切腹を命じた事が判明。ワビ助は秀吉と対話する決意を固めて臨んだが最終的にサビ助が秀吉の行為を「八つ当たり」と言ってそのまま倒してしまう。 話は松永に風魔に代わる新たな「不足の美」として目を付けられ、彼の誘導で半ば強引に人格を融合させられ、義輝と戦うことになる。そして最後は、一定の成果を得られた松永と戦いに満足した義輝の力によって「別離」を与えられ、ワビ助とサビ助は分離し別々の人間となり、2人が初めて互いに触れるシーンで幕を閉じる。複雑な感情を抱え表裏一体の存在として生きてきたワビ助とサビ助が初めて触れ合えた、という点は確かに感動的かもしれないのだが、1人の人間が2人に分離するというあまりにぶっ飛んだ展開である上、その原理には一切の説明がない。松永の撒いた火薬に義輝が剣戟で着火し巨大な花火となって利休を照らす演出から、「ラストシーンは死後の世界や精神世界といった現実とは異なる場所なのでは」といった考察がされることもあるが、いずれにしろ情報が少な過ぎてスッキリしない。 足利義輝は「情熱を失った民を憂いていたが、天政奉還を行わずとも民は別の形の情熱を抱いていたのではないか」と己の行動に疑問を抱くようになる。 創生ルートエンディングでその答えを見つけるため武将たちを集め、「自分を倒したものが新しい王になる」という余興を始める。自身が天政奉還を否定するような展開と既に将軍の位を返している義輝に対し武将たちが素直に傅く光景は少々違和感がある。 ドラマルートは、戦いの中で自身がまだ全能ではないと言い、好敵手という物に興味を持ち、ライバル同士の戦いに介入して場を引っ掻き回したりライバル同士を配下にするなど無茶な振る舞いを始める。 キャラの掘り下げも少なく「将軍家は民に生き甲斐を与える事を使命にしている」程度の情報しか明らかにならず、期待された松永との関係もほとんど描かれない。 前述のとおり台詞を始め、OPムービー、公式サイトの紹介文に「シャア・アズナブル」のパロディが増えているがスベっている印象が強い。 京極マリアも、設定から「天下人への褒美」が消失し、単なる「わがままなお嬢様」になってしまった。 シナリオでは義輝との関わりが「将軍家に組している」位しか無く、相変らず弟である浅井長政を苦労させることばかり。ドラマルートはわざわざ長政たちを倒してから別行動をする、秀吉や信長に対して茶化す様な発言をするといった点が不快という意見がある。 ビジュアル面でも、デモシーンの3Dモデルのクオリティが低く不細工に見えるという意見も多い。 復活武将のシナリオも創生、ドラマルートは面白みに欠ける。 信玄と謙信は創生ルートでは互いが義輝や将軍家に対する考えを巡らせるため盛り上がりに欠ける。ドラマルートでは互いにライバルと戦うきっかけを義輝絡みにしている。 ライバルとの決着に関しては、マンネリではあるがきっちり決着を付けているあたりまだマシな方ではある。 かすがは戦いの中で謙信を失い狂乱状態になるのだが信玄と戦いあっさりと諭されてしまい、最終的に謙信が生きていたという非常にご都合主義なEDを迎えてしまう。 利家は本作で勝家との関係が描かれ、勝家と対面する専用一騎討ちステージが追加された。これ自体は史実の勝家との関係を描いた事には一定の評価を得ている。 一方、シナリオは「かつては信長の強さに憧れていたが、それ以上に"第六天魔王"となった信長への恐怖によって仕えていた」という話がメインに。そしてドラマルートでは、自身のけじめのため信長を討つことを決意する。その中で勝家の事を思い出し、助けようとする。 最終ステージでは勝家との戦闘中の会話はあるがそれ以外は出番も会話も無くEDでも勝家のその後が判明しないまま終わってしまうため消化不良になってしまった。 まつは慶次の身を案じていく話から料理対決をする事になる。ドラマルートも慶次の嫁探しで候補はマリアと直虎であり、『3』で慶次が好意を寄せていた孫市の出番はない。 既存キャラクターに追加されたアニメ・ドラマルートについても、評価が否寄りに傾いているものが多い。 佐助と小十郎のドラマルートは、どちらも強敵に追い詰められ絶体絶命というところで終了という完全な打ち切りED。 官兵衛はようやく又兵衛との関係性に多少のフォローが入ったのだが、一方的に又兵衛を信じ、EDで不運な結末に・・・。 小早川はこれまでの情けない一面を見せつつも元就の命令を背こうとする場面やドラマルートは失踪した天海を捜して本能寺の変に突入するなどこれまでより行動的になった。その反面、天海が小早川を大切にするような振る舞いをし、光秀としての織田への執着心が薄れたような部分がある。 風魔小太郎も北条との関係が強調され、EDで松永の元を離れる事に。他の武将のドラマルートにも出てくるが松永との関係を否定される程度の扱い。 アクション・システム関連の問題点 新モードの追加は一切なく、完全版とはいえあまりに追加要素が乏し過ぎる。 『宴』のような天下統一モードや対戦モードの復活がなく、ただでさえボリューム不足と言われた『4』の問題点が改善されなかったのは痛い。シリーズ10周年記念ということもあってシリーズ最高のボリュームを謡っているが、追加要素がほぼシナリオのみで新モードの追加がないため、『4』をプレイ済みのプレイヤーにとっては非常にボリュームが薄く感じる。 新モードと完全新規ステージほぼなしの弊害は大きく、仮に『4』未プレイであったとしても水増し感は否めない。 完全新規ステージが1つしかなく、新ステージ5つも既存ステージの背景モデル使い回しなのは流石に酷い。 一騎討ちステージもいくらか追加されているが、利休ステージ以外は3つ巴や1対2のステージ系がほとんどで、もはや一騎討ちではない。また、相変わらず一騎討ちステージは自由合戦では選べない。 シチュエーションは「秀吉が家康と三成を従える」「佐助、かすが、風魔の3人が対峙する」「まつの動物達と鹿之介のおやっさん、慶次の夢吉が共演する」など豊富。ただ、シナリオに関わる物はほとんど無く、進軍中継とデモシーンのカットはPVで流れていたのでシナリオ内容に期待するユーザーは肩透かしを食らったかもしれない。 新規アイテムが少なく、獲得した称号に応じて新しいアイテムが開放されたりといったこともない。銘の追加は専用と開のみ。遊戯書は一切追加なし。 専用銘やキャラクターにしても、義輝、マリア、利休以外は『宴』でも使えたため、固有奥義等の追加はあるものの新鮮味には欠ける。 新規要素の目玉となっている「合戦ルーレット」だが、完全に蛇足となってしまっている。 まず、ルーレットの出目は完全にランダム。ルーレットの目の比率を変える「革命つづら」の効果も同じく完全ランダムであるため、プレイヤーが介入することは不可能。「天貨」の目はその場に留まりメダルを稼がないとならないためテンポが悪いが、メダルを稼がなければまだ無視が可能。しかし、「変化」はバサラ技の発動までをも上書きして(バサラ技を中断して)強制的に変化し、なおかつ直江以外は後述のアップデートまでは任意解除も不可能だった(*7)。バサラ技で意図せずルーレット兵や陣大将を巻き込んで倒してしまうと、変化を引かないように祈ることになる。おまけに変化中はジャンプ台や滑車が使えないため、場合によっては変化解除まで待つ必要があり、特別実績に時間制限のあるステージでは邪魔にしかならない有様だった。更に解除直後はプレイヤーの強化などが切れる場合がある(ステージ開始状態に戻される)ため、いちいち強化技をかけ直さなければいけない。変化中はコンボが途切れないのが救いだが、回避と任意解除不能、テンポが悪い、場合によっては弱体化、メダルが稼げないと三重苦どころでは済まされない。合戦ルーレットの不評のほとんどは「変化」の調整ミスによるところが大きい。 特に爆弾兵は攻撃範囲が狭く、防御性能も貧弱。見た目通り雑兵じみた性能で、大抵のPCより弱体化する上に任意解除不能と、罰天よりも罰天に相応しいと揶揄された。 ただしスーパーフィーバーでスーパーアーマー状態で変化すると仰け反りが発生しなくなるため多少は使えるようになる(*8)。直江に変化した際もスーパーアーマー状態なら吹き飛ばし攻撃でなければダメージを受けても変身が解除されない為、この時は敵だけは一撃死する本当の(ほぼ)無敵となる。 また、変化が解除される際には長い硬直時間が発生し、解除された直後は無敵時間が存在しない上に戯画バサラ技や粋の至りも使用できないため、そのまま敵兵に袋叩きにされることも多い。おまけに変化中は戦友交代どころか戦友指令も使用不可能。戦友を使用したフォローもできないどころか、棒立ち状態の戦友が先に袋叩きにされて討死する可能性すらある。 「罰天」の武蔵は倒した際に豪華玉手箱が手に入るため、外れポジションとはいえ少しは割に合う。ただし倒そうとすると強敵で難易度が上がるほど苦戦する。また撤退時間が1分以内なのも厳しい。 ちなみに、台詞は過去作の使い回しで新録は一切ない。そのため音質も劣り違和感がある。直江も直江無敵状からの流用、尼子は台詞すら言わない。 自由合戦ではルーレットを出現をオンオフできるが戦国創生モードではできないため、ルーレットのシステムには非難が集中。1ヶ月半後に公式のアップデートが行われ戦国創生モードでもオンオフ可能になり、「変化」は直江以外も〇ボタンで強制終了(任意での解除)が可能になった。 だが天貨メダルはゲーム中ではルーレットでしか手に入らないため、結局はルーレットをオンにする選択肢が残ってしまう。 景品交換に必要な天貨メダル枚数が非常に多く、固有技・改は800枚、衣装は500枚か1000枚、開銘は2000枚、専用銘になると5000枚必要となる。 固有技・改と衣装は1度購入すれば永続して使えるが、銘は必要な数ごとに購入しなければならない。 専用銘だけでも全武将の分を集めるとなると200000枚必要と非常に多い上に、天貨メダルは「千金」と「天貨」のメダル兵以外ではまともに手に入らないと入手量と必要量が明らかに見合っていない。 「千金」が出れば一度にかなりの枚数を稼げるが、他の目の場合一度に獲得できるのは数百枚程度であるため、貯めるにはかなりの手間がかかる。稼ぎに特化すれば一度に数千枚手に入ることもあるが、ルーレットの出目は完全に運なため、酷い場合は数百枚すら手に入らないことも。 幸いと言っていいものか微妙ではあるが、一応DLCで課金アイテムとして天貨メダルを購入できる。ちなみに、200000枚購入に必要な金額は1200円。どう見ても課金前提である。 余談だがゲーム発表当初のスクリーンショットでは必要な天貨メダルがもっと少なかったらしい。 陣大将の強化 陣大将の攻撃モーションが3種類も増やされており、更に対処が難しくなっている。 『4』では比較的弾きやすかった横振りが高難易度では削除され、代わりに1回転する横振りが2種類も追加された。複数回ヒットする上、戦友が巻き込まれやすく、弾き返しの難易度(=陣崩しに持ち込む難易度)が上昇している。 また、槍を回転させてプレイヤーを引き寄せる吸い込みも追加された。これに関しては、敵兵も無防備な状態にして吸い込む上に陣大将本体も無防備になり、吸い込み中にプレイヤー陣大将に密着すると確定で弾きやすい縦振りを行うなど対処しやすい部類に入る。しかしこの吸い込み、味方の陣大将が使用してもプレイヤーが引き寄せられる。無差別攻撃とはいえこれは批判が大きい。 アクション面で改善されなかった、改悪された部分。 『4』からの新規、復活勢は鹿之助以外アクション面であまり変更点がない。とはいえ、元々の完成度が高いので下手にテコ入れできなかったという事情もある。 ヒットストップや吹き飛び、浮かしの距離などエンジン面の問題点はほとんど改善されていない。 技カメラは完全ではなく、一部の技は技カメラをオフにしてもカメラ演出が残る。技の仕様上やむを得ないと思えるものもあれば、手抜きにしか見えないものも。 また、敵武将にとどめを刺した際にカメラワークが変わる現象は改善されていない。 一部キャラクターはアクション面が改悪されている。代表的なのは秀吉。元々掴める敵には強く、掴めない敵や乱戦には極端に弱い性能だったが、魑魅奈落が戦友交代不可能になり、投げ技に派生すると確定でバサラ抜けされる(*9)など、長所を悉く奪われる改悪が施された上伝衝烈鬼の〆以外にトドメ属性が削除され苦手だった陣大将や乱戦にさらに弱くなってしまい、一躍最弱候補まで転落してしまった。 他にも鶴姫の無限糸貼りの矢が削除、秀秋の粋の至りぐるぐる金吾が多段ヒットしなくなるなど、下位層をいじめる改悪調整がいくらかある。 本作では何人かの武将にダッシュ通常技が追加されているが、否定的な意見が多い。 理由は性能に癖が強いため、ただ単純に斬り込みのために使用すると不利になる場面が多い。癖の強さを考慮しても使える鶴姫や佐助はまだしも、「攻撃判定が狭すぎて乱戦では命取り、武将戦でも狙った敵に当らないことが多い」「前進しすぎるため位置調整が難しい」上に暴発しやすい慶次や元親は、無い方がマシとまで言われる。宴で実装されたまつにも同じことは言えるが。敵武将が使用する際に弾き返しが狙いやすかった通常技から差し替えられて使用することから、NPC強化のために実装したと邪推されるほど。 レベル上限が999になったが「100以降は体力の最大値が少しだけ上がる」(*10)以外は何もない。レベルがMAXになっても褒美はおろかトロフィー(実績)すらない。恐らく「回復アイテムが激減する難易度"天"で、レベルアップを体力回復手段として使えるための措置」であると思われる。 武器生成システムは細かな改善こそあるが根本的な見直しは図られておらず、「銘の自由な取り外し」が本作でも不能。 ただでさえ入手に手間がかかる専用銘や開銘があるにもかかわらず、取り外しができなければ専用銘などをつけた武器しか使わなくなってしまう事は考えられるはずである。 また武器の保護機能も実装されていない。武器が多くなれば解体する際に選択をミスする可能性もある。 属性が変化する武器は全て初回限定特典や予約特典、雑誌付録での入手のため、現状での入手は不可能。 初回限定特典については事前に「後日の有料配信などはない」というアナウンスがあり、そもそも再配信しない(初回限定版なり雑誌なりをきちんと購入したプレイヤーのみが入手できる)からこその「限定特典」であるとも言えるが、「せっかくの属性変化武器なのだからもっと気軽に入手できる仕様にしてもよかったのでは」という意見も多い。 初回限定武器のダウンロードやデータ引き継ぎに失敗したという報告もされており、この点は対策が甘かったのではと不満の声も上がっている。 相変わらず戦友を外すことはできない。本作の追加武将は単独行動しているシーンが多いため、尚更違和感を感じる。 また、敵がプレイヤーを無視して戦友を意図的に狙う場面が増えた。 1ステージで手に入る強化印籠は999999のままであり増加していない。ただし、累計数は9999999と1ケタ増えてはいる。 余談だが全ての武将のレベルを最大まで上げるのに必要な経験値数は2億2千万石なため、明らかに足りない。 また、おみくじ小づちで強化印籠だけあからさまに出にくくなっている。 処理過多が原因のようだが、PS4とPS3の両機種で画面表示関連のバグが発生する。 画面左上に表示される敵の体力ゲージが減らない、バサラゲージが増えないことがある。一気にヒット数の多い攻撃を当てると発生しやすい。 左上の表示が減らないだけで敵本体の体力はきちんと減っているため、ダメージが抜けているといった現象は起きない。 処理過多が原因か、画面の表示が乱れ、台詞などの画面のコックピットの一部が消えたり、中断中のメニューが表示されない現象が起きることがある。 再挑戦や、タイトル画面に戻ると元に戻るが、中断メニューが表示されないためそこまでに苦戦する。 その他 タイトルロゴのデザインは基本的に前作の「宴」を踏襲しているのだが、本作のロゴに追加された「皇」及び「SUMERAGI」のフォントと色が妙に浮いている。 モード選択画面が右半分に偏り過ぎている。また、タイトルBGMが存在せず、メインテーマをそのまま使い回している。 『4』は戦国創世の導入部分も合わせて凝ってはいたが、本作はかなりシンプルなものになってしまっており、「手抜き」という批判の声も上がった。 取得技で見られる固有技の技説明だが、固有技・改の説明を見ることができない。見るためにはいちいち景品交換で確認しなければならない。 これは『宴』からだが、固有技の技説明が2行(技名、取得レベルを合わせて3行)しかないため一部の技は文字数が足りない。 例えば松永久秀の「劫火」はレベルアップで何が強化されるか記載されておらず、千利休の「大寄せ」は空中発動がレベルアップしないと発動できないことが記載されていないなど。隠し仕様やキャンセルまで詳細に記載する必要はないが、基本的な技説明ができていないのは問題といえる。 総評 アクション面については概ね『4』より改善されている。 『宴』要素の差し戻しに加えて追加技、空中発動可能技の増加と性能調整により、やれることの幅はシリーズ中最も広くなった。 しかし、10周年記念作品であり完全版であるとはいえ、新要素はフルプライスにもかかわらず非常に薄く、おまけに合戦ルーレットは完全に邪魔な代物。 規格外のボリュームを謳っているが、天貨メダルの手に入りにくさによる水増しの面が強い。 『4』で批判の的であったカメラ演出がきちんと改善され、合戦ルーレットについては批判が殺到した部分についてアップデートがされるなど、プレイヤーの声に対する対応は『4』よりはマシになっていると言える。 だが戦友を外せない、銘の仕様も根本的な改善が行われていないなど、肝心な点が改善されずかゆいところに手が届かないような状態であり、やはり『宴』の完成度には及ばない。 基本的に『4』の要素は全て入っているため、今から購入するなら本作一択になる。 余談 シリーズ10周年を記念してグッズや記念ファンブックが発売された。 10周年記念テーマソングとして「SOLIDEMO」が歌う『時を超えて』もリリースされたがこちらは話題にならなかった。アーティストの「SOLIDEMO」は『戦国BASARA』の関係はメンバーが舞台版に出演したことがあるが楽曲担当は今回が初めてだった。 また武将のテーマBGMをテーマソングにアレンジした『戦国BASARA 武将テーマボーカルコレクション』も話題にならなかった。 本作の発売前後において、公式の発言が物議をかもしている。 発売前、ニコニコ超会議の生放送にてバンダイナムコからDLC衣装について「このコラボレーションはユーザーが望んでいるのか?」との発言が飛び出す一幕があった。 これに対し小林裕幸プロデューサーが「自分達が楽しければいい」と返したらしい。 上杉謙信は、前作までは性別不明として扱われていたが、本作では男性として扱われている模様。 公式サイトでは現在でも、細かい改良点や新システムの一部等についての紹介が一切ない。割と重要なものも含まれているのだが…(*11)。 またキャラクター紹介文が非常に変、というかふざけている。 政宗の「バイリンガルドラゴン」やお市の「自虐的ヤンデレ妹」に加え、吉続の「念力おみこし」に松永の「爆破マイスター」等、いつもの『戦国BASARA』と評価する声もあるが、やはり外見的イメージだけ作られている感はある。 一方で、元就の「冷徹自己チュー策士」には批判が相次いだ。鶴姫の「でんぱ巫女」も本作だけの設定ではなく、今後も使うつもりで付けたのだろうか? 発売前、吉本興業とのコラボレーションが発表されていたのだが、現在は公式サイトから全ての記述が抹消されており、完全になかったことになっている。 お笑いコンビ・チョコレートプラネットの長田庄平氏が「千利休第3の人格"ボケ助"」という設定で本作の利休に扮し、相方の松尾駿氏と共に現代の便利グッズをネタにした寸劇の動画(配信予定は第5回まで発表)を配信するという企画だったのだが、結局「ボケ助」の登場はイベントが1回と動画配信が1回のみであった。 2020年7月21日にシリーズの15周年を記念して『戦国BASARA4 皇 ANNIVERSARY EDITION』が発売された。ちなみに、7月21日は初代『戦国BASARA』の発売日である。 過去の配信された全DLC(*12)に加え、特製ブックレット「戦国英雄 十五周年画録」が付属している。 なお、2022年3月31日付けに小林裕幸プロデューサーが ようやく 退社したことでナンバリングシリーズは本作で事実上最後となった。
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登録日:2011/12/28(水) 00 51 48 更新日:2023/07/20 Thu 13 24 27NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 ♪おーこーしーたーゆめーをーつーらーぬーけるー♪ 「乱入」は慶次が主人公 いないはずの人間がそこに…(史実的な意味で) こんな関ヶ原見たことねぇ! ステージ 世紀末 小説版はカオス 戦国BASARA 超兵器の大盤振る舞い 関ヶ原の戦い 鬱率高し 関ヶ原の戦いとは、戦国BASARAシリーズに登場するステージである。 【概要】 2以降毎作登場している。 特に関ヶ原がテーマの3では、合計7タイプの「関ヶ原」ステージが存在する(*1)。 ちなみに初代にはない。戦国時代をテーマにしているのに関ヶ原も大坂の陣もないってどういうことよ。 【シリーズごとのステージ構成】 【戦国BASARA2】 vs徳川軍ステージとして登場。 最初は200人が斥候として登場、それらを倒すと一旦退却するが、しばらくすると本隊が到着する。 本隊を倒し続けたり時間がしばらく経過すると若き日の徳川家康が本多忠勝を従えて登場する。 戦場は段差の上の隠し通路以外は広く平らで遮蔽物が全く無い為、油断してるとホンダムや馬が突撃してくる。 家康とホンダムを両方倒せばクリア、特別恩賞は690人倒して本隊を撤退させる事。 部隊長が多く次々に神水が手に入るので、ガンガンBASARA技が発動出来る。 ストーリーではザビーが黄昏に来たり島津義弘がホンダムと決戦しに来たり、長曽我部元親が家康と友情を育んだり。 また、宮本武蔵も「ここが俺様の戦場」と発言している辺りお気に入りの模様。 敵こそ多いが撤退すると全く出なくなるので、撃破数の記録を狙いたいなら農民辺りを倒しに行こう。5桁いける。 【戦国BASARA3・戦国BASARA3宴】 史実において石田・徳川の決戦なだけあって、戦場は広くプレイヤー武将が多数登場してくるのが特徴。 全て合わせると3無印におけるプレイヤー武将は、幸村とお市と信長以外全員参戦している。 恩賞が慣れるまでは取得が難しい事もあり、難易度は高い。 【関ヶ原の戦い 内応】 東軍側のルート。 鉄砲隊を守りながら小早川秀秋を寝返らせる事が条件のステージ。 ◆登場武将 石田三成(ボス) 大谷吉継 天海 小早川秀秋(*2) 小早川を鉄砲で狙えば味方に引き入れることができる。 なお、この鉄砲で小早川を狙って東軍に寝返るのは長い事史実とされていた説通りの展開である。 いくらなんでもそれで死人がでたらまずいだろうとかそもそも届かないとか近年は否定されつつあるが。 【関ヶ原の戦い 謀略】 東軍ステージ。 プレイヤー武将5人も出てくる上に大鏡と暁丸が設置の厄介なステージ。 ボスは何故かオクラ。まぁ史実における西軍の建前上の総大将は毛利輝元なので、そこまで違和感があるわけではないが。そもそも関ヶ原まで元就が生きていることが違和感塗れなのだが ちなみに大谷と島津は三成を倒すと撤退する。 ◆登場武将 毛利元就(ボス) 石田三成 大谷吉継 長宗我部元親 島津義弘 【関ヶ原の戦い 決戦】 東軍ステージ。 武将が2人ずつ門番として立ちふさがり、どれも攻撃力に自信のある武将ばかりなのが特徴。 途中の毒塵針もかなり厄介。 ◆登場武将 石田三成(ボス) 大谷吉継 島津義弘 黒田官兵衛 立花宗茂 【関ヶ原の戦い 集結】 西軍ステージ。 小早川秀秋を家康と合流前に倒すのが目的。 陣を制圧すると小早川の動きが止まるが慣れない内は中々難しく、途中の鶴姫と孫市で時間を取られることも。 途中からやってくるホンダムに冗談みたいな速さで味方のアイコンが消されるが途中で迎え撃たないと、家康と纏めて相手する事になる。 ジャンプ台があるので足の遅いキャラはそれを活用出来るかが鍵。 ◆登場武将 徳川家康(ボス) 本多忠勝 鶴姫 雑賀孫市 小早川秀秋 【関ヶ原の戦い 最強】 西軍ステージ。 ホンダムが落雷を落とす中で三人の武将を倒さなければ徳川家康が現れない。 恩賞のホンダム撃破は、家康の体力が少ない時にホンダムが参戦するので狙いにくい。 関ヶ原の中で一番シナリオで登場しにくいが中々手に入らないレアな資源がある。 ◆登場武将 徳川家康(ボス) 本多忠勝 北条氏政 最上義光 風魔小太郎 【関ヶ原の戦い 残影】 西軍ステージ。 家康の影武者が現れるステージ。 最初に北へそのまま行くか東へ行くかで戦の流れが変わる。 筆頭と小十郎は合流前に倒すのが吉。 ◆登場武将 徳川家康 本多忠勝 伊達政宗 片倉小十郎 【関ヶ原の戦い 乱入】 文字通り、家康と三成の戦の中へ殴り込むステージ。 とにかく敵数が他のステージと比較にならない程に多く、かなりの爽快感がある。 お金や経験値を貯めたいならオススメ。 全体としては、「吉継がボスフィールドを封印→ホンダムと共に上空へ→雑魚を倒しまくればホンダムと吉継再出現→吉継撃破でボスフィールド封印解除→ボス戦」という流れだが、武将をどの順番で倒すかで戦の流れが大きく変わる。 ホンダムが苦手なら、吉継→家康→三成×2の順で倒すことでホンダムを封印したままクリアできる。 シナリオ内で前田慶次の本気が見られるステージでもある。 「宴」では、最上義光と松永久秀の第二章に登場。 前者はまだ笑える結末だが、後者は… ◆登場武将 徳川家康 石田三成 本多忠勝 大谷吉継 真田幸村「某は……?」 猿飛佐助「さぁね」 【戦国BASARA4・戦国BASARA4皇】 舞台が関ヶ原ではなくなったため、東軍バージョンと西軍バージョンが1つずつとなっている。 ちなみに関ヶ原コンビのドラマルート最終章は、関ヶ原の戦いとなる(*3)。 【関ヶ原の戦い 東陽】 西軍ステージ。 士気を0にすると家康が現れるなど、「2」でのシステムに近いのだが、士気を一定まで減らすと武将(*4)が出現するのが特徴。 ◆登場武将 徳川家康(ボス) 本多忠勝 伊達政宗 柴田勝家 【関ヶ原の戦い 西陰】 東軍ステージ。 基本的には東陽と同じ(*5)だが、ボスの三成戦は奥のエリアで戦う。 何気に幸村が初めてこの関ヶ原で敵武将として登場するステージである。 ◆登場武将 石田三成(ボス) 大谷吉継 真田幸村 島左近 【余談】 小説版戦国BASARA・徳川家康の章では、真田幸村率いる武田軍も参加している。 ちなみに、この小説の関ヶ原では、 島津が自軍の兵を立花とともに九州に帰らせたあと、東軍目掛けて一人で凸…チェストしたり、 長曽我部が兄貴コールをしまくった後、あっさり撤退したり(何故わざわざコールしたんだ兄貴)、 狐が紳士してたり、 BSR48最下位が実直してたり、 爺さんがホウホウしてたり、 金吾さんが昔ねね様に料理を教わったという衝撃の事実が明らかになったり、 石田が砲撃兵を焦らせすぎたせいで大砲が爆破し、石田以外の本陣兵がぶっ飛ばされてお亡くなりになったり、 と、かなり世紀末…まさに西暦通り。 挙げ句の果て、真田が「家康を斬滅しろォオ」と命じられて徳川の所に向かう際、「政宗殿のお姿が見えたから」という理由で石田の命令を放棄して「勝負して下され政宗殿」。 対する伊達も、毛利の大鏡を破壊するという目的を北条の爺さんに丸投げして、 「No problem!! Come on!!」 蒼紅永劫を始める始末にまでなった。 そして、壊されるはずだった大鏡は、 官兵衛「ああ、大鏡なら動かないぜ…『何故か』な」ニヤリ 元就「なん…だと…」 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 乱入は立花さんで芥子挽長押し連打が面白いくらいヒットするよ -- 名無しさん (2013-07-11 17 06 01) 正直天海や爆弾正より 最上義光 もがみんが一番アブナいな そして魔の兄妹からの覚えめでたすぎ -- 名無しさん (2014-01-09 14 45 17) 何気に鬱率が高いんだよね。3の赤と宴の爆弾魔はトラウマだわ・・・ -- 名無しさん (2014-02-06 01 54 21) 4でも確か関ヶ原あったよね。ゆっきーもちゃんと居たよ -- 名無しさん (2014-12-29 01 20 58) 4は東陽と西陰で対になってんだよね ステージは上下逆だし 武将も 先鋒→東西軍の新参 次鋒→初代からの主人公 副将→東西軍の大将の片腕 大将→東西軍総大将(史実的にはちと違うが)だし -- 名無しさん (2015-12-29 13 28 44) 小説版について、上の記述だと官兵衛が大鏡を停止させたってニュアンスを受けるけど、本文は 官兵衛「大鏡は『何故か』動かない。そうだろう?」元就「ぐぬぬ」 って感じじゃないかな?元就が官兵衛に一本取られるのは同じだけど -- 名無しさん (2016-01-04 01 34 10) 名前 コメント
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戦国BASARA クロニクルヒーローズ 戦国BASARA クロニクルヒーローズID+ゲーム名お金9999999両 HP減らない(メインキャラ) HP減らない(お供) BASARA MAX(メインキャラ) ID+ゲーム名 _S NPJH-50460 _G SENGOKU BASARA CHRONICLE HEROES お金9999999両 _C0 Money MAX _L 0x203DE0F8 0098967F HP減らない(メインキャラ) _C0 HP Not Dec. [Main character] _L 0x503DBC1A 0x00000002 _L 0x003DBC18 0x00000000 HP減らない(お供) _C0 HP Not Dec. [Otomo] _L 0x503DBC5E 0x00000002 _L 0x003DBC5E 0x00000000 BASARA MAX(メインキャラ) _C0 BASARA MAX [Main character] _L 0x503DBC20 0x00000004 _L 0x003DBC24 0x00000000 _L 0x115BD434 0x000002D0
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